学士会館part8

先日の「紅茶のプリン」が……もとい、「若鳥のコンフィ」の出来が改めて良かった…と言う事もあってか…
再び、学士会館を訪れる事に(w
(要するに…2日連続…w)

前菜は……

「サケのハラスのサラダ」

二日連続してくる事で…前菜の野菜の構成が似てはいるものの…
中身を「アボガド&小エビ」から「サケのハラス」に組み替えて、上手にメニューを組み立てているのは流石でしょうか。
昨日は触れませんでしたが、「菊」が散らしてあるのも9月を迎えるにあたっての季節感を感じさせてくれるのも嬉しいところです。

サケのハラスの部分の脂肪の甘さとコクを感じつつ…さっくりと焼け目の付いた「皮」の味わいが
思わず「ご飯♪が欲しい」と口走ってしまう位の出来の良さなのですが…
先日の「コンフィ」もそうでしたが…押しなべて”焼き(火入れ)”に長じていると言うのは、食べる側からすると嬉しい”材料の一つ”でもあります。

パンは昨日と同じなのは致し方が無い(wとして…
実は、フランス料理で「パン」は結構、難しいものであったりもします。
それは…私の様にパンにソースをまぶして食べてしまうと言う向きもあるでしょうが……
そんな下品な事をするかどうかはともかくも…魚であれ、肉であれ…それらの料理のモノや流れとは違って
どちらかと言えば、「パン」それ自体が独立している…と言う感じにもなるので
その印象が食事の内容を左右する(?)と言う事も多いと言う部分でしょうか。
そういう意味では”隠れた主役w”とも。

「焼きたてのパン」「香ばしい匂いのするパン」……「さまざまな酵素のパン」……色々な特徴がありますが…
その場、その場のシュチエーションに適ったモノであれば良い様な気がします。

「タンシチュー」

実は、昨日、今日と連続して来ているのは……昨日の帰りがけに「明日はタンシチュー」とランチの予定表に書かれていた…事に拠るのですが…
「タンシチュー」と書いてあるのを見て…これは明日も来なくてはいけないわい♪!?…と(w
いわば…”ワクワクしながら”…登場の場面を待っていた訳ですが……

一言……「美味しいw」
まあ…この一言に尽きる様な気がします。
柔らかく火が通った「タン」に、茶色の豊かなソースがかかっています……
「シチュー」と言う事から…たっぷりの容器でアツアツのシチューを…と言うのも一つの形ですが…
”値段”と”形式”とのバランスを考えると…これでも十二分でしょう(w

昨日の「若鶏のコンフィ」が「焼き加減とソースをまぶして立体が浮かび上がる」と言う技巧的ものに対して
今日の「タンシチュー」は「タンそのものの美味しさとソースの美味しさそのものを味わう」と言う直球勝負であることに
メニューの構成に絶妙なモノ(&それを実現できるだけの実力)を感じます♪

「紅茶のプリン」

と言う…ちょっと小難しい事を述べてしまったりしていますが……
最後の「甘い」そして「紅茶の葉っぱの存在を感じられる」クリームで締めくくって、今日の午餐は終了♪と相成りました。

「アイスティー

食後の飲み物は紅茶プリンに敬意を表して…”アイスティー”を☆