学士会館part7

夏場…暑さの故か…たまたまに予定が神保町界隈に向かなかったのか……
暫し、学士会館にも足を向けていない事に気が付いて(w
早速に……お昼へ……

お目当ては、相も変わらずの「Latin(ラタン)」のランチメニューですが……

「アボガドと小エビの前菜」

アボガドが食材として入ってきて…もうウン十年と言う年月が立とうとしていますが(w
このアボガドのねっとり感と独特の脂肪分の美味さを上手に使う(或いは日本人がアボガドと言う食材に慣れた)
”嬉しい場面”に遭遇する事が多くなった様な気がします。

今回の、一品もそうでしたが……海老の生だけど弾力のある質感を上手にアボガドの粘性の質感とが包んで
なかなかに満足の行く形に仕上がっております(w

そして……付け合せの「パン」

フランス料理(「洋食」もでしょうが)の場合に…「ソース」をパンでぬぐっって食べるのは
余り”お上品な行為”とは言われませんが……
そこは…それ…やはり…美味しい「ソース」を出来得る限り掬い上げたい…と言うのは
それこそ、”俗人”のあさましさ…と言う事にでもなりますでしょうか?

「若鶏のコンフィ」

これは、以前の学士会館訪問の際のランチにも登場していましたが……
また、お目にかかると言う事は、ある意味人気メニューの一つなのでしょう。
今回も、前回に食した時と同じような”期待”が漲るわけですが(w

ナイフを入れて、少し質感のある”皮”に切れ目を入れつつ…骨に付いた身をほぐしながら…ソースにまぶして行くと…

(・▽・):「あら不思議…じっくりと脂分を落とした鶏の肉と皮にソースが浸み亘る事で…鶏が新しい生命感に見る見ると満たされていきます♪」

もちろん…?

「コンフィ」は、そもそも…それが「コンフィ」だろう…?などと言う突っ込みはさておき……

なかなかに”コンフィ”の醍醐味を味あわせてくれると言う点では(しかも…「昼」からですぞ♪)非常にレベルの高い一品かと。

「紅茶のプリン」

紅茶を良く煮出したモノをプリンにしております。
舌触りが非常に滑らか&そこそこにねっとり感もあって、濃い目のコンフィを食べた後のインパクトとしては非常にバランス良く出来ていて…
そのメニューの組み立て方に非凡なものを感じます。

今回も@1500円と言う…どちらかと言えば…ハイコストパフォーマンスのお食事内容でしたが(w
この「何時行っても安定した質感」と言うのは…食べに行く側としては…非常に有難い存在でもありますね。