タイのお菓子と日本の茶菓子(フォイ=トーン)

日本のお菓子のルーツは色々とあるのだとは思うのだが……その中でも興味深いもののひとつとしては「安土桃山時代のお菓子」と言う事になるだろうか?

安土桃山時代が、信長・秀吉と新しい時代の革新を切り開いていく人物に拠るところだったからなのであろうか…?

それとも、日本の産金量(産銀量)が世界有数のものであった…まさに”黄金の国ジパング”であったからであろうか…?

この時代に来た、南蛮渡来の文物が、これまた世界帝国を標榜する「スペイン」「ポルトガル」からのものであったからであろうか…?

この時代を起点に日本で再構築された”お菓子(茶菓子)”には、独特な物が多い様な気がする。

それは、”黄金”を表意する「黄色」であり……それは、また毒々しいまでの「黄色」であったりもする。
そして、”興隆”を表意する「甘味」であり……それもまた、毒々しいまでの「甘さ」でもあったりする。

その南蛮渡来のお菓子の代表格は、「カステラ」であったり、「金平糖」であったりもする訳だが…
その中でも忘れてはならないものの一つに、”鶏卵素麺”を挙げる事も出来るだろう。

この”鶏卵素麺”……黒田藩ゆかりのお留菓子でもあった訳だが……
その、綺麗な黄色と繊細な糸の様な装いが…抹茶の緑と映えて…舌に目に刺激を与えてくれる。

さて……”鶏卵素麺”自体は……日本のお菓子(あるいは茶菓子)として…確固たる地歩を築いている(日本三大名菓に数えられる)のは良いのだが……

先日…池袋界隈をテクテクと歩いていたところ………

何やら、新しくタイ料理店か…?と思うお店が出来ていて…興味本位で、そのメニューを見ていたところ……仰天!!!>゜))))彡

ナント! 日本からタイに渡って行ったと言う……”フォイ=トーン(黄金の糸)”があるではありませんか!!!!!!

”フォイ=トーン”…要するに「黄金の糸」と呼ばれますが……日本からタイに伝わったとされる”タイにおける鶏卵素麺”

  

まさに……どこから見ても……”鶏卵素麺”(w

もちろん!? 嬉しくなって買い求めてみた訳です。

さて…肝心のお味のほうですが……これが、もう強烈な甘さとしっとり感で、本当に”甘い素麺”を食べている様。

これは、なかなかに強烈な甘さとインパクトでありました。

日本の”鶏卵素麺”も、そこそこの甘さを持つものですが……このタイのお店のモノは、かなりの強烈な甘さでありました。

日本でも…この夏の暑さゆえに…強烈な甘さを体が欲する事もシバシバでしたが……

このフォイ=トーンは、正にそんな事を知ってか知らずか……体にシャッキリと”活”を入れてくれる事になりました(w

”池袋のタイのお菓子の専門店”(バーン カノン タイ)での「フォイ=トーン」@400円で発売中(・▽・)♪ですよん☆☆☆