フランス料理の顔?

最近のフランス料理を口にすると、何となく物足りない?と言う様な感触をおぼえるのだが…
決して、当方が関東人で「甘い」「しょっぱい」ものが味覚の根底…と言う事でも無く(多少はあるだろうがw)
フランス料理だけでは無く思う事だが…

おそらくは、「モノそのものの味」と言うものが薄くなったと言う事が大きいのだろう
(※ これは、亡くなったアピシウスの元料理長の高橋氏も著作で書かれているが…(・▽・))

それを補う意味での「ソースの濃さ」と言う事であれば、それはそれでの楽しみ方と言う事になるが…
何となく、最近は「素材の味」→”薄い” 「ソースの味」→「素材の味に合わせて」”薄い”
と言う流れが出来ている様な出来ていない様な………

まあ、どちらかと言えば「古典派」が好きな感覚なので、今の”健康”を意識したフランス料理とは乖離があるのは承知なのだが……

ここに、お金を幾ら出しても解決が出来ない問題…(?)と言うモノが在る様な無い様な
(※ 無論、無限にお金を払える訳では無いので、その枠で言うな!と言われそうではありますが…)

そう言う意味で、最近はフランス料理を食べても、何となく……「輪郭がぼやけている〜」と言う様な感想を抱いたり…

まあ、”お歳”と言う事で、体が塩っ気を求めていると……と言う風に理解?ですかね (;一_一)