美食倶楽部

美食倶楽部と言うと”美味しんぼ”と”海原雄山”が思い出されるが?

その原点は”北大路魯山人

彼が大正期から昭和にかけて采配を振るった店の名が”美食倶楽部”
魯山人は、マンガの美味しんぼでも海原雄山の目指すべき人物とも描かれているが

魯山人と雄山の違いは、最後、店を追われるかどうか?だろう。

美味しんぼ初期の頃の海原雄山の振る舞いは、魯山人のそれと酷似をして描かれている
が、雄山は、段々と性格が変わってくる(むしろ人格者?)

「激烈な振る舞い」(←山岡が雄山に対して言っていた言葉)そのものは”魯山人”なのであろう。

美に溺れ美を愛し最後まで追求し続けた魯山人
その想いは「料理王国」と言う本になって出ている。

彼が造ろうとした世界に彼は肉薄出来たのかは分からないが
その名声と料理構成は
今の世にまで伝えられ
美味しんぼ」他に大きな影響を与えている

”形”を変えて思想は残ると。